三井物産と丸紅、LPガス事業統合で基本合意

2007年 06月 12日 17:11 JST
 

 [東京 12日 ロイター] 三井物産8031と丸紅8002は12日、両社の液化石油ガス(LPガス)事業を統合することで基本合意したと発表した。両社のほか、住友商事8053を含めた3社による統合を目指したが、統合手法を巡り意見が食い違い、住商は合流を見送った。統合時期は2008年4月頃が目標。LPガスは、電力や液化天然ガスの攻勢で需要が減少傾向にあり、物産と丸紅は生き残りには統合を通じた競争力強化が必要と判断した。

 三井物産のLPガス元売子会社、三井液化ガス(東京都)と、丸紅子会社の丸紅ガスエナジー(同)が、合併か営業譲渡の形式で統合する準備を進める。三井液化ガスと丸紅ガスの合計の売上高は3187億円(07年3月期)となり、LPガス元売業界で3位となる。09年4月頃に三井液化と丸紅ガスの各販売子会社も統合する見込み。物産と丸紅は07年10月に最終契約を締結する意向。

 物産、丸紅、住商の3社は昨年12月、LPG事業の統合に向け3社が交渉入りすると発表。住商は交渉の中で、LPガスの輸入や貯蔵、元売りなどの川上領域と一般家庭向けの販売など川下領域を一体的に統合を進めるべきと考えたが、物産・丸紅側と意見の調整がつかなかった。

 
 

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