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サブプライム問題、各国中銀の資金供給は対処療法=渡辺新金融担当相
2007年8月27日 / 10:05 / 10年前

サブプライム問題、各国中銀の資金供給は対処療法=渡辺新金融担当相

 8月27日、渡辺新金融担当相はサブプライム問題について、各国中銀の資金供給は対処療法だと述べた(2007年 ロイター/Kim Kyung-hoon)

 [東京 27日 ロイター] 渡辺喜美新金融担当・行政改革・公務員制度改革担当相は27日、内閣改造後の新閣僚会見で、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題について「各国の中央銀行による資金供給は根本療法でなく対処療法だ。引き続き十分な注意を払ってウォッチする」と述べた。

 渡辺新金融担当相は「サブプライムローンは、わが国の金融システムの健全性にはまったく問題がない」と述べた。ただ「日本にとって非常にやっかいなのは為替のマーケットに大きな動きが起きることだ。円の実質・実効レートは安い水準にあったが、急激な変化が起きる場合には日本の実体経済に影響を及ぼしていく可能性が高い」と語った。そのうえで、日銀に対しては「政府と共通の認識を持って金融政策をしてほしい」との見解を示した。

 さらに、サブプライム関連商品を組み込んだ有価証券の格付け変更が相次いだことについては「格付け機関は今までノーチェックで規制らしいものが存在しなかった。しかし、CDO(債務担保証券)などの商品が急激に格付けが変更されることがあって疑問が起こってきている。わが国おいて、格付け機関のチェックの問題は真剣に取り組んでいく必要がある」と述べた。

 受け皿機関の選定が進む足利銀行(栃木県宇都宮市)については「(受け皿候補から提出された事業計画書を精査する第2段階の終盤に恐らくかかっている」と進ちょく状況を説明した上で「今までこの問題は厳正な議論が重ねられてきている。私の地元ではあるが、国民・国家・政府の立場に立った判断をしたい」と語った。渡辺金融担当相は栃木県選出議員。

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