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ロイター調査:1年以内に米リセッションの確率は約3割
2007年9月13日 / 21:47 / 10年前

ロイター調査:1年以内に米リセッションの確率は約3割

 [ニューヨーク 13日 ロイター] エコノミストの間では、米経済が今後1年以内にリセッション(景気後退)に陥る確率は約3割と予想されており、米経済のこれまでの減速が米連邦準備理事会(FRB)にとって利下げを行う十分な理由になるとみられている。

 8月米雇用統計で非農業部門雇用者数が4年ぶりに減少したことを受けて、18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げが確実視されている。住宅部門はすでに後退しており、多くの貸出分野で支障が生じている。

 ロイターがアナリスト114人に行った調査によると、回答者78人(中央値)は、経済成長率が07年第4・四半期に2%に減速し、08年第1・四半期は2.3%と予想している。

 景気減速に伴い金融当局によるインフレ懸念も当面軽減されると予想。フェデラルファンド(FF)金利は18日のFOMC会合で0.25%引き下げられ、その後さらに2回の利下げが見込まれている。

 回答者66人(中央値)は、今後1年以内に経済がリセッションに陥る確率が31.5%とみている。07年全体の経済成長率予想は平均で2.1%。08年は2.5%近辺。

 一方、原油価格が80ドル台を付けていることから、インフレは今後数カ月で伸び率が拡大する可能性があり、消費者物価指数(CPI)の伸びは第4・四半期に約3.3%とピークを迎えるとみられている。食品とエネルギーを除いたコアベースの伸びは予見可能な将来2.1%近辺で推移すると予想されている。

 ウエルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、スコット・アンダーソン氏は「雇用の伸びが過去3カ月間で弱まっていることから、米消費支出は今年第4・四半期に目立って減速し、来年にかけても低迷する可能性が強まっている。FRBは経済活動の混乱を避けるために利下げを開始する公算が大きい」と指摘した。

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