米景気後退のリスク上昇、インフレも懸念=前FRB議長

2007年 09月 18日 09:56 JST
 

 [ワシントン 17日 ロイター] グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長は17日、米国がリセッション(景気後退)に陥るリスクは高まっているが、FRBは同時にインフレ上昇を警戒する必要があるとの認識を示した。

 前議長はロイターに対し「今年私はリセッションに陥る確率が3分の1だと話した。その確率はやや上昇した。ただ、現段階では50%をやや下回る」と述べた。

 住宅価格が大幅に下落する可能性が最大のリスクだが、住宅建設の調整に伴う穏やかな価格の下落は、在庫が一掃され、経済は「非常に良好な状態になる」と指摘した。

 しかし、「事態が全体的に悪化すれば、家計のバランスシートが損なわれ、最終的には経済の重要な支えである消費支出に影響することになる」と述べた。

 前議長は、回顧録が17日から書店などで発売されるのに当たり、ロイターなどメディア各社とのインタビューに応じた。回顧録の執筆料は800万ドルとされている。アマゾンでは売れ行きランキングでトップという。

 <グローバリゼーション効果一巡>

 回顧録の発売は、昨年2月にグリーンスパン氏から職務を引き継いだバーナンキ現議長の手腕にスポットライトが当たっている時期に呼応した。

 バーンナンキ議長率いるFRBは、サブプライムローン関連によるクレジット市場の混乱について対応が遅いとの批判が一部に出ているが、FRBは18日の連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げするとの予想が大勢だ。  続く...

 
 
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