米証券大手レイモンド・ジェームズ、収益悪化の見通し
[ニューヨーク 25日 ロイター] 米大手証券会社のレイモンド・ジェームズ・フィナンシャル(RJF.N: 株価, 企業情報, レポート)は25日、不良債権の引当金積み増しで2007年度第4・四半期(7─9月)のバンキング部門の収益が大幅に圧迫されるとの見通しを示した。また、市場の混乱で8月の証券トレーディングも低調な結果になったとしている。
これを受け、同社株は6.6%安の31.74ドルで引けた。下落率は2003年1月16日以来最大。
資本市場が依然不安定な状況にあるほか、信用懸念が企業と消費者に影響を与えていることを示しており、他の米大手銀行と証券会社の株価や収益も今後影響を受ける可能性がある。大方の米金融機関は今月か来月に四半期決算を発表する予定。
同社は投資家向けの月例収益見通しで、融資を大幅に行う決定を下したことが一因で引当金を積み増したとしている。
同社バンキング部門のレイモンド・ジェームズ・バンクによる融資が10億ドル純増したことを挙げ、1500万ドルを不良債権の引当金として計上する見通しを示した。
バンキング部門の4─6月期の税引き前利益は870万ドルだったが、引当金積み増しで7─9月は「小幅損失」を計上する可能性があるとしている。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.












