米変動金利型住宅ローンの借り手、多くが現在の金利を知らず

2007年 10月 15日 14:32 JST
 

 [ワシントン 14日 ロイター] 14日公表された米住宅保有者の調査によると、変動金利型住宅ローンの借り手の5人に1人近くが、自分の現在のローン金利を知らず、4分の1の人は金融機関が次にいつ金利を引き上げるか知らない、という実態が明らかになった。

 調査では、借り手の多くが、ローンのコストがどの程度上昇するのかについて認識しておらず、返済額増の負担に備えられていないことが判明した。リーマン・ブラザーズによると、およそ500万件の変動金利型住宅ローンで、今後1年半に金利が引き上げられるという。

 住宅ローンの債務不履行(デフォルト)が最近増加している背景には、ローン返済額が増加していることがある。特にサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)に関しては、住宅ブームの冷え込みが1年前に始まって以来、住宅差し押さえが急増している。

 米労働総同盟産別会議(AFL─CIO)のジョン・スイーニー委員長は「略奪的な貸し出し慣行とは、消費者に悪いローンを押し付けるだけでなく、この市場で生き抜くのに必要な基本的な情報を住宅保有者に提供しないことだ」との見方を示した。今回の調査は、変動金利型住宅ローンの借り手500人に対して実施。調査の費用は米労働総同盟産別会議が負担し、独立系の調査会社が実際の調査を行った。

 調査によると、借り手の半分が、ローンの条件について十分な説明を受けた、と回答。ただ返済額がどう変動する可能性があるのかについて詳細を理解したと答えたのは、ずっと少ない人数にとどまった。

 
 
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ロイターオンライン調査

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