干ばつに悩む豪州、庭の水まきめぐり殺人事件

2007年 11月 1日 18:20 JST
 

 [シドニー 1日 ロイター] オーストラリアのシドニーで、自宅の庭の水まきをしていた男性(66)が、通りがかった男(36)に殴り殺されるという事件があった。男は殺人罪で起訴された。

 6年連続で干ばつとなっているオーストラリアでは、多くの都市で一般家庭の水利用が厳しく制限されており、近隣住民が当局に水の無駄使いを通報するなど、地域内の住民間での口論が増加している。

 警察によると、庭の芝に水をまいていた男性を通りすがりの男が見つけ、水を無駄使いしていると注意。ホースを差し向けられたことで口論となり、男はその後、被害者を地面に倒して殴る蹴るなどの暴行を加えた。

 殴られた被害者男性は救急車隊員による手当てを受けたが、搬送された病院で死亡した。

 当局によると、殺された男性は、手持ちサイズのホースを使用して指定された日に水をまいていたことから、規制には違反していなかった。

 男は1日にシドニーの裁判所に出廷。保釈は認められず、11月15日に再度出廷するする見通しとなっている。

 同国では、タスマニア州の一部や北部の熱帯地域の町を除き、指定日以外の庭の水まきや洗車が禁じられている。

 
 
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