欧州で信用スプレッドが引き続き拡大、サブプライム関連への警戒感で

2007年 11月 2日 19:52 JST
 

 [ロンドン 2日 ロイター] 2日の欧州市場で、信用スプレッドが引き続き拡大している。米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連の損失で、銀行が一段の評価損計上に迫られるのではないかとの警戒感が、スプレッド拡大につながっている。

 マークイットのデータによると、0925GMT(日本時間午後6時25分)現在、iTraxxクロスオーバー指数は345.5ベーシスポイントと、7.5ベーシスポイント拡大した。

 iTraxxクロスオーバー指数は、ジャンク債等級が大半を占める欧州企業50社のCDSを基に算出され、欧州クレジット市場のセンチメントを示す指標として注目されている。指数の上昇はリスク警戒感の高まりを、低下は警戒感の後退を示す。 

 INGのクレジットストラテジストは、リサーチノートで「(1日)午後の取引では、米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)がサブプライム関連で一段の評価損計上にせまられる、との懸念が広がった」としている。

 また、この日は英バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)について資金繰りをめぐるうわさも出ており、バークレイズ株は6%超下落。ただ、トレーダーによると、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)5年物のスプレッドは55ベーシスポイントと、横ばいで推移しているという。

 
 

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