ゆうちょ銀の10月投信販売額、販売拠点拡大で24%増

2007年 11月 8日 14:43 JST
 

 [東京 8日 ロイター] 日本郵政グループ[JP.UL]のゆうちょ銀行によると、10月の投資信託販売額(約定ベース)は前月比24.4%増の269億9800万円となった。販売件数は19.4%増の20万2051件だった。

 広報担当者によると、投信販売を委託している郵便局の数が10月に397局増えたことが奏功した。直営の233店舗と委託先の郵便局を合わせたゆうちょ銀行の投信販売拠点は9月末に1155拠点だったが、10月17日以降は1552拠点に拡大している。  

 9月は民営化に伴う準備作業に追われたことなどで投信販売額が前月比55%減と落ち込んだが、10月以降の新体制下でやや持ち直した。9月末に完全施行された金融商品取引法について同広報担当者は「顧客への対応時間は長くなっているが、販売当初から投資家の適合性判断については徹底してやってきたので、金商法による販売への影響はあまりない」と述べた。

 郵便局で販売している投信の純資産残高は9月末に初めて1兆円を突破したが、10月末は前月末比3.0%増の1兆0387億7900万円となった。保有口座数は同1.6%増の47万5498口座になった。

 1年前に比べ純資産残高は2.4倍に、保有口座数は2倍に拡大した。05年10月以降の累計販売金額は1兆0989億8500万円。

 先月まで公表していたファンド別の累計販売金額は公表しなかった。その理由として広報担当者は「民営化に伴い、他の銀行の開示状況などを参考にして公表内容を再検討した結果、個別の販売金額は公表しないことに決めた」としている。 

 9月末時点のデータによると、郵便局で取り扱っている16本のファンドのうち、野村アセットマネジメントの「野村世界6資産分散投信分配コース」62005244JPが累計販売額の4割強、日興アセットマネジメントの「日興五大陸債券ファンド(毎月分配型)」62005595JPが2割強を占めており、定期分配型ファンドの人気の高さが示されていた。

 
 

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