五輪=北京大会、聖書利用禁止の報道を中国政府が非難

2007年 11月 9日 17:48 JST
 

 [北京 8日 ロイター] 中国政府は8日、来年8月開催の北京五輪で聖書の利用が禁じられると報じたイタリア紙に対し、必ずしも事実と当てはまらないとして強い不満を示した。

 イタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デッロ・スポルトに掲載された内容を米カトリック教系の通信社が記事化したことで、この報道が複数の米メディアサイトで取り上げられていた。

 中国外交部の劉建超報道官は記者会見で、「実際のところ、このニュースは単なるうわさだ。中国政府がそのような規制を持ち出したことはない」と否定。「これまでにも中国の宗教当局や五輪組織委員会(BOCOG)が、選手村における聖書の利用を禁止したことはない上、禁止することもできない」と加えた。

 BOCOGは既に、五輪期間中に宗教サービスの提供を公約している。

 同報道官は、外国人に対しては、個人で利用するための宗教関連品などの持ち込みをこれまでにも許可してきたと説明。また「政府は、メディアがこういったうわさを広めようとする動機を不審に思う。中国と世界の相互理解を妨げるようなことがあってはならない」と非難した。

 
 
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