円の上昇は急すぎる、投機筋は注意が必要─福田首相=FT紙

2007年 11月 13日 09:37 JST
 

 [ロンドン 12日 ロイター] 英フィナンシャル・タイムズ紙(電子版)によると、福田康夫首相は円相場の上昇が急すぎるとしたうえで、投機筋は介入の可能性への注意が必要との見解を示した。

 首相は同紙とのインタビューで「短期的に円の上昇が問題になることは確実だ。いかなる種類のものであれ、為替相場の急激な変動は好ましくない」と指摘。しかし「長期的な観点に立てば、円の上昇は拒むべきものではない。長期的であるということを強調したい」と述べた。

 ドルの対円相場が1週間で115円から110円に下落したのは急すぎるかとの質問に対しては「急すぎる。その通りだ」と述べた。

 首相は円相場の上昇ついて「実際は米経済の状態を反映したもので、日本経済ではない。われわれができることは限られている。しかし、投機的な動きは抑制する必要があると思う」と述べた。

 投機的な動きを抑制するために日本当局が介入を実施する可能性があるかとの質問には「わたしが言っているのは注意すべきだということだ」と述べた。

 さらに緊急の場合、介入の可能性はあるかとの質問には「わたしが言っているのは、それが起こらないように注意すべきだということだ」と述べた。

 米国のサブプライムローン問題については「もちろん、ある程度の数の企業が影響を受ける可能性はあるが、全般的な影響は限定的だ」と述べ、日本での影響が欧米に比べて軽微になるとの認識を示した。

 
 
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