三菱東京UFJ銀行、TOBでカブドットコム証券株を追加取得

2007年 11月 14日 18:38 JST
 

 [東京 14日 ロイター] 三菱東京UFJ銀行は14日、カブドットコム証券(8703.T: 株価, ニュース, レポート)の株式10.25%・10万株をTOB(株式公開買い付け)で取得すると発表した。

 さらに三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)(8306.T: 株価, ニュース, レポート)がすでに保有するカブドットコム証券株も三菱東京UFJ銀行に集約し、同証券に対するガバナンスを強化する。

 取得価額は1株18万円で、11月12日までの過去1カ月の平均終値に17.2%を上乗せした水準。取得総額は180億円で、買い付け期間は11月21日から12月19日を予定している。

 三菱東京UFJ銀行はTOBに先立ち、三菱UFJ証券を除くMUFGが保有するカブドットコム証券株をすべて引き取る。これにより、三菱東京UFJ銀行の議決権比率はTOB後に40%以上となり、カブドットコム証券は同行の連結子会社となる。また、MUFG全体によるカブドットコム証券の議決権比率は従来の40.78%から51.13%となる。

 MUFGはインターネットを通じた業務を強化するため、カブドットコム証券の株式を段階的に取得してきた。今回の買い増しと株式集約により、最も関係が緊密な三菱東京UFJ銀行との連携を強化し、グループ全体のシナジー効果を高める。

 カブドットコム証券の取締役会は同日、TOBへの賛同を決議した。

 (ロイター日本語ニュース 久保 信博記者)

 
 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ