パキスタン最高裁、大統領再選は無効とする訴訟6件中5件を棄却
[イスラマバード 19日 ロイター] パキスタン最高裁判所は19日、10月6日の大統領選挙でのムシャラフ大統領の再選は無効とする対立候補らの訴えを棄却した。
最高裁は、非常事態宣言発令以後、大統領寄りの判事で固められている。19日は、対立候補が起こした6件の訴訟のうち5件が棄却された。残る1件の判決は22日に言い渡される。
ムシャラフ大統領は、訴訟がすべて棄却され再選が確定すれば、軍最高司令官の職を辞し、文民として大統領に就任すると約束している。ただ、野党や西側同盟国から民主化を後退させたとの批判を浴びている。
パキスタン外務省は、大統領が今週、サウジアラビアを訪問すると発表した。これに先立ち、大統領がサウジで、国外追放されたシャリフ元首相と会談する見通しと報道され、大統領が和解に動いているとの観測が強まったが、シャリフ氏は、ムシャラフ大統領に会うつもりはないと述べている。
ムシャラフ大統領は18日、選挙管理委員会に議会選挙を1月8日に実施するよう勧告したと表明したが、非常事態宣言の解除の期日は示していない。
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