三越と伊勢丹、臨時株主総会で経営統合を承認

2007年 11月 20日 13:54 JST
 

 [東京 20日 ロイター] 三越2779.Tと伊勢丹8238.Tの両社は20日、午前10時から都内でそれぞれ臨時株主総会を開き、来年4月1日付の経営統合が総会で承認された。株式移転により共同持ち株会社「三越伊勢丹ホールディングス」を設立し、両社は新会社の傘下に入る。

 両社を合計した売上高は1兆5800億円となり、日本最大の百貨店グループが誕生する。

 三越の石塚邦雄社長は「厳しい市場環境を生き抜くために、お互いの強みを活かし、世界随一の小売りサービス業グループを目指す」と述べ、株主の理解を求めた。

 経営統合に際しては、伊勢丹1株に対し共同持ち株会社株1株、三越1株に対し共同持ち株会社株0.34株を割り当てる。

 三越の株主総会では、統合比率が決まった経緯を問う質問や、統合比率が低過ぎるなどの指摘が出た。また、業績見通しが達成できるのか、などの質問を含め、24人が質問に立った。ただ、議決権を行使した株主のうち「反対は数%だった。圧倒的多数で可決された」(広報)という。

 三越の株主総会には1483名、伊勢丹は1382名の株主が出席した。

 新会社は、2013年度に連結売上高750億円(三越300億円、伊勢丹450億円)を目指している。また、同期間内に、約1000億円のキャッシュフローの改善を図る方針。

 三越、伊勢丹の株式は、来年3月26日で上場廃止になり、4月1日には新会社が上場することになる。 

 (ロイター日本語ニュース 清水律子記者)

 
 
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