三洋電とイオン、白物を中心に家電製品を共同開発

2007年 11月 28日 20:28 JST
 

 [東京 28日 ロイター] 三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)とイオン(8267.T: 株価, ニュース, レポート)は28日、白物家電を中心に製品を共同開発すると発表した。両社によると、共同開発製品は2010年度に375億円の販売を目指す。

 イオンのプライベートブランド「トップバリュ」として、洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなど白物家電を中心に商品を開発する。08年5月から、全国のジャスコ、サティ、ダイエーなど約500店舗で順次発売する。商品は、三洋電機の子会社である鳥取三洋電機(鳥取県鳥取市)を中心に製造する。

 会見した三洋電機の佐野精一郎社長は「プライベートブランドへの商品供給が、(三洋電機の)家電事業の規模拡大になると考えている」と期待感を示した。三洋電機は、国内家電事業の維持・拡大に向け、流通チャンネルの見直しや販売網の最適化を進めている。

 一方、イオンの岡田元也社長は「イオンは、もっとも環境に配慮した小売業を目指したいと考えている。三洋はエコ(環境)で抜きん出た技術を持っている。高品質な家電は、トップバリュのブランド力向上に重要な役割を果たす」と語った。

 当面は白物家電が中心となるが、薄型テレビなどへのラインアップ拡大も視野に入れている。三洋電の佐野社長は「環境への配慮をトータルでどう訴求するか。消費者から一つの付加価値と受け止められれば、それなりの価格がつけられる。採算が取れるビジネスにしたい」と語った。

 今後、両社は物流などでの協力分野も検討する。効率化によるコスト削減分は「価格にも反映される」(イオンの岡田社長)としている。

 イオンはトップバリュ全体で2010年度の販売目標を7500億円としており、5%にあたる375億円をトップバリュ家電が占めると見込んでいる。イオンの岡田社長は、この目標値について「もう少しがんばらなければいけない。家電のトップバリュが成功すれば、全体のボリュームも拡大していくだろう」との見通しを述べた。

 商品コンセプトは「いいデザインで、高い品質。わかりやすく使いやすい、エコ(環境)を配慮した家電」(イオンの岡田社長)としている。岡田社長は良品計画(7453.T: 株価, ニュース, レポート)の「無印良品」が一部で家電製品を扱っていることに触れ「デザインでリードしている家電はたくさんあり、日本でも評価を得ている。(こうした競合ブランド)より本格的なラインアップで進めていきたい」と、ライバルをけん制した。  続く...

 
 

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