北京での欧州金融当局者の会見要旨

2007年 11月 28日 19:16 JST
 

 [北京 28日 ロイター] トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁、ユーログループ議長のユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相、欧州委員会のアルムニア委員(経済・通貨問題担当)は28日、中国当局者らと2日間にわたって為替や貿易などについて協議した北京で記者会見を開催した。主な発言内容は以下の通り。

 ◎ユンケル・ユーログループ議長:<貿易について>

 われわれの主な懸念は、世界不均衡が続いていることだ。中国は、EUにとって最大の貿易パートナーであるため、人民元が対ユーロで下落し、対ドルでは上昇しているという事実は問題であり、欧州での保護主義的緊張につながる恐れがある。人民元は対ユーロで穏やかでもより速いペースで上昇すべきだ。この明らかなアンバランスを是正しなければならない。

 ◎ECBのトリシェ総裁:<為替問題について>

 ECBと人民銀行は為替問題に関する作業グループを早急に設立する。

 特に対ユーロでの人民元の上昇は、中国の利益と継続的な世界の繁栄の双方にとって良いことだ。

 ◎欧州委員会のアルムニア委員:<人民元の柔軟性について>

 中国は人民元の為替レートをより柔軟なものにする必要がある。中国政府は人民元とドルの関係のみに焦点を置くべきではない。中国政府は、為替レートの相違について考慮することをわれわれに確約した。

 
 

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