来週の東京株式市場は静けさのなか戻り試す、後半はイベント待ちでこう着
[東京 30日 ロイター] 来週の東京株式市場は、イベント前の一瞬の静けさのなか戻りを試す展開となる見通しだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)やメジャーSQ(特別清算指数)算出など翌週以降の注目材料が接近する前の「静寂」のなかを、米利下げ期待を背景とした株価反転モメンタムが継続すると予想する声が多い。
後半は様子見ムードが強くなるとみられている。
来週の日経平均株価の予想レンジは、1万5500円─1万6000円。
<ISMや雇用統計で米利下げを占う展開>
12月相場のひとつのヤマ場は11日の米FOMCだ。3日の11月米ISM製造業景気指数や7日の11月米雇用統計など主要経済指標をみて、米利下げの可能性を占うのが来週以降の相場の基本ラインといえる。
ロイター調査によると11月ISM製造業景気指数は前月の50.9から50.4に低下すると予想されている。また11月の非農業部門雇用者数は8.4万人増と10月の16.6万人増から伸びが低下する見通し。
米景気減速を示す数字が出ると予想されているが、米連邦準備理事会(FRB)のコーン副議長やバーナンキ議長の発言を受けて、現在の市場は利下げ期待ムードが強くなっている。悪い数字であれば利下げ期待が高まり株価上昇要因となる可能性が大きい。「月初はディーラーも買いを入れやすいし、14日のSQに向けて一稼ぎしようという向きも多くなるだろう。12月は2003年以降、上げ相場が続いているというのも好印象だ」(国内証券投資情報部)という。
ただ市場では「米利下げは株価に大分織り込まれてきた。主要経済指標で強めの数字が出たりすると利下げ期待が後退し株価圧迫要因となる可能性がある」(大和証券SMBC・エクイティマーケティング部部長の高橋和宏氏)と慎重な声もある。 続く...












