REITファンド11月末純資産は前月比‐8.0%、国内外の相場下落で
[東京 4日 ロイター] 上場REIT(不動産投資信託)に投資する国内籍公募ファンドの11月末の純資産残高は前月末比8.0%減の10兆0768億円となった。国内外のREIT相場の下落を受け、2カ月連続で減少した。
投信情報サービス会社リッパーのデータをもとにロイターが集計した。
米サブプライムローン(信用力の低い借り手向け住宅融資)問題の影響で、住宅に投資するREITなどの人気が冷え込み、11月は東証REIT指数が前月比5.4%下落したほか、欧州の不動産関連証券指数FTSE EPRA/NAREIT Europe Indexと米国のREIT指数MSCI US REIT Index がそれぞれ9.7%の大幅下落となった。
REITファンドの7割弱にあたる154本は定期的に分配金が支払われるタイプで、株価との相関が低いことなどから、同じ分配型ファンドを持つ投資家からリスクや資産を分散するための商品として人気を集めていたが、「相場の急落を嫌気して投資を控える向きが多い」(大手投信会社)という。
11月は新たに4本のファンドがREITファンドのカテゴリーに加わり、全体では233本(国内型49本、海外型184本)となった。
11月末時点で純資産残高が最大のREITファンドは、日興アセットマネジメントの「財産3分法ファンド(不動産・債券・株)毎月分配型」62004307JPで1兆2433億円(前月末1兆3008億円)。2位は大和投信の「りそな・世界資産分散ファンド」62005299JPで6153億円(同6777億円)、3位は野村アセットマネジメントの「グローバルREITオープン」62004923JPで5431億円(同6417億円)だった。純資産が1000億円以上の投信は前月より4本減の23本。
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