08年の世界経済、米景気減速の影響に持ちこたえる=メリルリンチ
[ニューヨーク 4日 ロイター] 米メリルリンチは4日発表した報告書で、世界経済は2008年に予想されている米景気減速の影響にほぼ持ちこたえることが可能、との見方を示した。
メリルリンチは11月28日付の報告書で「米(景気)減速に直面しても世界経済は抵抗力があるとの楽観的見方を維持する」とした。
2007年の米経済成長率は2.2%、08年は1.4%に鈍化と予想。米国を除く世界の成長率は07年が6.0%、08年が5.6%と予想。また、中国が世界成長のけん引役となるとし、07年の中国成長率は11.5%、08年は10.9%と予想している。
報告書はまた「米国の消費は、エネルギー価格高や雇用状況の悪化、不動産デフレ、信用ひっ迫などが起こった1991年以降、初めて景気後退局面の危機にある」と指摘。
米景気回復は2008年末になると予想、米連邦準備理事会(FRB)は2009年の年央までに金利を2%に引き下げるべき、との見方を示した。
また「金融市場の混乱がまず米経済に打撃を与える一方、米国外の国は抵抗力を保っているという証拠が示しているように」ドルの短期的リスクは高まったと指摘した。
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