中国はインフレ抑制のため柔軟な為替制度が必要=米財務長官
[香河(中国) 12日 ロイター] ポールソン米財務長長官は12日、北京近郊で開幕した米中戦略経済対話の冒頭で挨拶し、インフレ上昇と景気過熱のリスクを回避するため、中国はより柔軟な為替制度が必要との認識を示した。
長官は「中国の指導部は特にインフレ圧力や資産バブル、景気過熱など国内のマクロ経済の安定性に懸念を表明している。これらのリスクを考慮すれば、一段と柔軟性のある為替制度が現在中国にとって特に重要だ」と述べた。
11月の中国消費者物価指数(CPI)上昇率は11年来高水準の6.9%に達した。人民元相場は2005年7月の切り上げ後以降、9.9%上昇しているが、まだ不当に過小評価されているとの指摘が多い。
長官は「かつて貿易は両国間関係の安定の源泉だったが、品質の安全問題ばかりではなく、最近では緊張要因になっている」と述べた。
また、両国間に経済ナショナリズムと保護主義が台頭していることに警戒感を示した。
長官は「われわれは、透明性を減じ、国内産業を保護するために規制的な障害を設けようとする試みに抵抗しなければならない」と述べた。
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