第3四半期米GDP確報値は+4.9%、4年ぶりの強い伸び

2007年 12月 21日 06:26 JST
 

 [ワシントン 20日 ロイター] 米商務省が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)確報値は4.9%増となり、改定値と並んで2003年第3・四半期以来の強い伸びとなった。輸出や民間設備投資の構造物の伸びが寄与した。

 ただ、住宅セクターの低迷やクレジット市場の混乱が引き続き足かせとなっていることから、第4・四半期の伸びは1%以下に減速するとみる向きが多い。

 スイス・リーのエコノミスト、クルト・カール氏は、経済の現状を考慮すると第3・四半期GDP確報値は「極めて非現実的」と指摘。労働市場が軟化していることから「リセッション(景気後退)の可能性は高まる一方」との見方を示した。

 民間住宅投資はマイナス20.5%に下方修正され、経済がリセッションに向かっていた1991年第1・四半期(マイナス21.7%)以来の大幅な落ち込みとなった。

 コア個人消費支出(PCE)価格指数は2.0%上昇に上方修正された。

 輸出はドル安の影響で19.1%増に上方修正され、2003年第4・四半期以来の大幅な伸びとなった。

 
 
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