今日の株式見通し:続落、米株安・円高で大納会はさえない展開に

2007年 12月 28日 08:18 JST
 

 [東京 28日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均は続落すると予想されている。年内最後の取引となる大納会(半日取引)は米株安や円高を背景に売り先行となる見通しだ。

 サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題や米景気への不安が高まっているほか、パキスタンのブット元首相暗殺で地政学的リスクの高まりも嫌気されている。

 日経平均の予想レンジは1万5400円─1万5550円。

 27日の米国株式市場は大きく下落した。ゴールドマン・サックスのアナリスト、ウィリアム・タノナ氏が27日、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)、メリルリンチMER.NJPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)の3社が第4・四半期に従来予想を上回る評価損計上を迫られる可能性があると指摘。またシティは資本を維持するために40%減配する可能性があるとした。また11月の米耐久財新規受注が予想を下回り、米経済動向に対する不安が高まった。

 27日のシカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)は大証終値比175円安の1万5425円。東京市場でも「米株安と円高を嫌気して売りが先行する」(国内投信)と予想されている。輸出関連株を中心に軟調な展開になりそうだという。月末・年末であり売り一巡後にドレッシング的な買いがどの程度入るか注目されている。 

 (ロイター日本語ニュース 伊賀大記記者)

 
 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ