東京市場は大幅株安/債券高で幕開け、米株安・原油高受け
[東京 4日 ロイター] 年明け4日の東京市場は、日経平均.N225が700円を超す下落となり、大幅な株価下落で今年の取引をスタートした。円債市場では、株安を材料に買いが優勢になって10年債長期国債利回り(長期金利)<0#JPTSY=JBTC>は一時、1.465%まで低下した。
年初の米株式市場で株安の展開になっていることに加え、原油が1バレル=100ドルを超す高値を付け、円高も加わって株式市場では買い手不在になっている。ただ、オーバーシュートとの声も出ており、週明けに株価が反発するとの見通しも出ている。
日経平均は700円を超える下げとなり、昨年来安値を下回った。「現物に買いが入らないことから、先物を売りやすくなっている。大口の売りが要所要所で出ており、これにディーラーもついてきている」(準大手証券)との声が上がっている。
朝方から米景気への警戒感と円高でハイテクや自動車への売りがきつく、取り引き開始から20分もたたずに日経平均が500円を超す下落となった。
市場では「半日取引ということもあり、売れるものは売っておこうという雰囲気になっているためオーバーシュート気味になっている。ただ、原油価格などは100ドルの大台を超えたことでいったん達成感も出るのではないか」(SMBCフレンド証券・投資情報部次長の松野利彦氏)との声が出ていた。
日興コーディアル証券・シニアストラテジストの河田剛氏は「モメンタムを重視したファンド勢などが、新年に入って米国を中心に株売り/商品買い/債券買いの動きを強めている」と分析。ただ「景気後退で株売りなら原油需要も弱まるはずで、必ずしもファンダメンタルズを反映した動きではない」とみている。
きょうの相場は下げ過ぎとの声は少なくなく、大和住銀投信投資顧問・チーフストラテジストの門司総一郎氏は「今晩発表の12月米国雇用統計が弱い数字となることは、日本株に織り込んでいるようなので、予想比下振れにでもならない限り、(週明けは)日経平均で100─200円程度の反発が期待できる」と述べている。
円債市場では、国債先物中心限月3月限<0#2JGB:>が一時、前営業日比52銭高の137円33銭と上げ幅を拡大。日経平均が大幅下落となっていることを受け、先物主導で買われている。「海外勢による先物買いが入っている」(国内金融機関)との声が出ている。 続く...












