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東京市場は大幅株安/債券高で幕開け、米株安・原油高受け
2008年1月4日 / 01:47 / 10年前

東京市場は大幅株安/債券高で幕開け、米株安・原油高受け

 1月4日、東京市場は、日経平均が600円を超す下落となり、大幅な株価下落で今年の取り引きをスタート。写真は昨年12月、東京証券所内の株価ボード(2008年 ロイター/Issei Kato)

 [東京 4日 ロイター] 年明け4日の東京市場は、日経平均が600円を超す下落となり、大幅な株価下落で今年の取り引きをスタートした。円債市場では、株安を材料に買いが優勢になって10年債長期国債利回り(長期金利)は一時、1.465%まで低下した。

 ドル/円は109円台と円高水準で推移している。

 日経平均は、600円を超える下げとなり一時、昨年来安値を下回った。「現物に買いが入らないことから、先物を売りやすくなっている。大口の売りが要所要所で出ており、これにディーラーもついてきている」(準大手証券)との声が上がっている。

 朝方から米景気への警戒感と円高でハイテクや自動車への売りがきつく、取り引き開始から20分もたたずに日経平均が500円を超す下落となった。

 市場では「半日取引ということもあり、売れるものは売っておこうという雰囲気になっているためオーバーシュート気味になっている。ただ、原油価格などは100ドルの大台を超えたことでいったん達成感も出るのではないか」(SMBCフレンド証券・投資情報部次長の松野利彦氏)との声が出ていた。

 日興コーディアル証券・シニアストラテジストの河田剛氏は「モメンタムを重視したファンド勢などが、新年に入って米国を中心に株売り/商品買い/債券買いの動きを強めている」と分析。ただ「景気後退で株売りなら原油需要も弱まるはずで、必ずしもファンダメンタルズを反映した動きではない」とみている。

 円債市場では、国債先物中心限月3月限が一時、前営業日比52銭高の137円33銭と上げ幅を拡大。日経平均が前営業日比600銭を超す大幅な下落となっていることを受け、先物主導で買われている。「海外勢による先物買いが入っている」(国内金融機関)との声が出ている。

 現物市場は、中長期ゾーンを中心に金利が低下。「サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を発端にした金融不安の底が見えてこない。実体経済への影響も懸念され、債券は売りづらい」(国内証券)という。

 10年最長期国債利回り(長期金利)が一時前営業日比3.5ベーシスポイント(bp)低い1.465%、5年利付国債利回りは同4bp低い0.965%といずれも約1カ月ぶり、2年利付国債利回りは同1.5bp低い0.690%と約1年3カ月ぶりの水準に低下した。

 (ロイター日本語ニュース 田巻 一彦)

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