アジア株が下落、米経済減速などで輸出関連株が安い

2008年 01月 4日 12:22 JST
 

 [香港 4日 ロイター] 4日のアジア株式市場は総じて下落している。米経済の減速や原油価格の上昇、米ドルの下落により、輸出に依存するアジア地域の経済が打撃を受ける可能性が懸念されている。

 モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)のアジア太平洋株指数(日本を除く)は0213GMT(日本時間午前11時13分)現在、0.2%安。

 ソウル株式市場は、サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)などの輸出関連株主導で下落。台湾株式市場も輸出株が売られ相場を圧迫している。宏達國際電子(HTC)(2498.TW: 株価, 企業情報, レポート)が安い。

 ただ、香港株式市場は上昇。中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)(0857.HK: 株価, 企業情報, レポート)などのエネルギー関連株が上昇し相場を支援している。

 アジア株式市場では、12月の米雇用統計発表を控え、警戒感が広がっている。投資家は米経済がどの程度減速しているのか見極めようとしている。

 コリア・インベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリストは「米雇用統計が非常に弱い内容になるのではとの懸念が出ている。米連邦準備理事会(FRB)が米経済のリセッション(景気後退)入りを防ぐために追加利下げを行う余地がかなり限られる可能性があることから、原油価格の上昇も大きな重しとなっている」と指摘した。

 
 
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