今週の米株式市場は米景気後退懸念が圧迫、FRB議長講演に注目

2008年 01月 7日 08:32 JST
 

 [ニューヨーク 4日 ロイター] 7日に始まる週の米株式市場は、失業率上昇やインフレ加速を背景とする景気後退懸念が相場を圧迫するとみられており、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演に注目が集まる見通し。

 経済指標が予想以上に大幅な経済減速を示し、原油価格が一時1バレル=100ドル台に乗せるなか、投資家は10日のバーナンキ議長の講演から同議長の金利に対する見方を探ることになる。

 週末4日の米国株式市場は、12月の米雇用統計が低調な雇用の伸びと失業率の上昇を示したことから、大幅下落した。

 ダウ工業株30種の年初来の下落率は3.5%となり、年明け3営業日のパフォーマンスとしては、大恐慌が起きていた1932年以降で最悪となった。

 12月の米雇用統計を受け、コモンファンドのチーフエコノミスト、マイケル・ストラウス氏は米経済成長率について、2007年第4・四半期に1─1.5%、08年第1・四半期にはそれ以下というのが最良のシナリオだとし、「それより低い数字となるリスクもある」と述べた。

 市場では、信用収縮問題や住宅価格下落へのFRBの対応の遅れを非難する声もある。ストラウス氏は、次回1月29─30日の連邦公開市場委員会(FOMC)の前にFRBが利下げを行うべきだとの見解を示した。

 バーナンキ議長は10日、金融市場、経済見通しおよび金融政策について講演する。

 前週1週間でダウ工業株30種は4.23%下落、S&P総合500種指数は4.52%下落、ナスダックは6.35%下落した。  続く...

 
 
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