中国の銀行の不良債権、サブプライム問題などで増加へ=エコノミスト
[北京 22日 ロイター] 22日付の金融時報によると、北京師範大学の鐘偉・経済学教授は、米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題や国内の金融引き締めなどにより、中国の銀行の不良債権が増加するとの見通しを示した。
また、国内株式市場のボラティリティが上昇すると指摘した。
教授は「米国のサブプライムローン問題の拡大のほか、国内経済の過熱防止とインフレ抑制を目的とした一連の金融引締め措置により、銀行業界の不良債権比率と資本市場での変動リスクが上昇している」と述べた。
2007年末時点の国内の大手商業銀行の不良債権比率は6.7%で、前年末の7.5%から低下した。
しかし、アナリストによると、過剰な不動産開発にブレーキをかける措置で今後、不動産開発や建設関連企業が廃業などに追い込まれ、不良債権は増加する可能性がある。
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の蒋定之副首席は21日、米サブプライム問題が一因で国内商業銀行が今年、一段の信用リスクに直面するとの見通しを示した。
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