フレディマックとファニーメイ、評価損160億ドルの可能性
[ニューヨーク 22日 ロイター] クレディスイスによると、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)は、第4・四半期に計160億ドルの評価損を計上する可能性がある。
クレディスイスのアナリストによる22日付リポートによると、フレディマックの経営陣は、資産価値下落が一時的ではないとみなした場合、80億─110億ドルの評価損を計上する可能性がある。フレディマックは1050億ドルのサブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)証券を抱えている。ファニーメイは、22億5000万─40億ドルを計上する可能性があるという。
政府系住宅金融機関(GSE)は、サブプライム証券の価値下落や格下げに伴い、損失計上が予想されているが、損失によりフレディマックとファニーメイの資本状況が悪化する可能性があるという。
「従来『AAA』格付けされていたポートフォリオ上のサブプライムやオルトAローンを担保とする証券の価値下落が一時的でない場合、GSEの資本に影響するとの懸念が過去数カ月高まってきた」と指摘。
ファニーメイとフレディマックは、住宅市場において競合他社と比較して目立った資金供給の役割を担ってきたが、資本状況の悪化で業務展開が困難になる可能性がある、としている。
クレディスイスは、ファニーメイとフレディマックの投資判断を「アンダーパフォーム」としている。
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