今日の株式見通し=反発、米利下げ好感し買い戻し先行
[東京 23日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均は反発する見通し。米緊急利下げに対する米株式市場の反応は鈍かったが、欧州株は好感する形で急反発、シカゴ日経平均先物も1万3000円台を回復しており、東京市場でもいったん買い戻しが入りリバウンドの動きになると予想されている。
ただ市場に不安心理は残っておりボラタイルな展開は続きそうだという。
日経平均の予想レンジは1万2700─1万3100円。
休場明けとなる22日の米国株式市場は続落となったが、460ドル安から終値では128ドル安まで下げ幅を縮小。欧州株式市場も米緊急利下げを受け金融株中心に買われ、一時の下げから反発して引けた。「市場では利下げの決定が遅かったとの意見もあるが、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げがあるとの期待感もあり、きょうの東京市場では買いが先行しそうだ」(大手証券)との見通しが市場から出ている。シカゴ日経平均先物3月限は大証終値比600円高の1万3110円で引けており、サヤ寄せする形で買いが先行しそうだという。円高が一服していることも買い安心感につながるとみられている。
ただ市場のセンチメントが完全に改善したわけではないとの指摘もある。「異例中の異例の政策であり、まだ問題が隠れているのではないかという不安感を市場にもたらした面もある。市場の疑心暗鬼を払しょくするのは難しいだろう」(新光証券・エクイティストラテジストの瀬川剛氏)。
29日に英独仏伊の首脳がヘッジファンドの自主規制と市場の安定について協議するほか、2月9日には7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が東京で開催される。こうした国際的な場で各国政府が何らかの対策を示すかどうかに市場の注目が集まっている。
(ロイター日本語ニュース 伊賀大記記者)
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