仏ソジェンの巨額損失、不正取引のポジションは730億ドル

2008年 01月 28日 08:56 JST
 

 [パリ 27日 ロイター] フランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)は27日、同行の巨額損失問題について、元トレーダーの不正取引のポジションが500億ユーロ(733億ドル)に達していたことを明らかにした。

 市場では、この不正取引のポジション解消により株式市場が混乱し、米緊急利下げを促す要因になったとの見方も出ているが、同行はこうした見方を否定。ただ、内部のリスク管理システムで不正取引を見抜けなかったことを認めた。

 警察当局は26日、不正取引を繰り返したとされる元トレーダーのジェローム・ケルビエル氏(31)の身柄を拘束。同氏は28日まで拘束される。捜査には協力しているという。

 同行によると、ケルビエル氏は偽の口座を作り、ポジションを手仕舞ったようにみせかけていたほか、自身の取引を正当化する虚偽の文書を作成していた。

 行内で異常な取引が発覚したのは1月18日になってからで、同氏も権限を超える取引を行っていたことを認めたという。

 ケルビエル氏が行っていたのはユーロSTOXX先物、独DAX先物、英FTSE先物取引。同行は、ケルビエル氏のポジションは、市場全体の8%にとどまっていたと主張している。

 
 
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