日経平均は反落、FOMC後の米市場の反応読みづらく

2008年 01月 30日 15:46 JST
 

 [東京 30日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反落。前場は小幅続伸で引けたものの、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、追加利下げの幅やそれに対する米国株式市場の反応が読みづらいとの見方が広がり、後場はマイナスに転じた。

 香港のハンセン指数などアジア株が下落したことや、午後にみずほフィナンシャル・グループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連損失拡大が報じられたことをきっかけに、短期筋の先物売りが加速。一時、前日比終値で200円を超す大幅な下落となった。

 業種別では電気・ガスや石油・石炭、鉄鋼などの下げがきつい。海運や金融、不動産は上昇した。

 東証1部騰落数は値上がり557銘柄、値下がり1070銘柄、変わらずは100銘柄。東証1部売買代金は2兆7051億円だった。 

 市場では、これまでのボラタイルな展開のあとで、相場の着地点がわかりにくくなっているとの見方となっている。「米国の利下げ幅が0.50%でも市場の反応が読みにくい。多少は上がると思うが、上げ一服後にどうなるかを確認したい」(準大手証券)という。

 大和証券投資信託委託のシニア・ストラテジスト、長野吉納氏は、国内企業決算で来期の業績予想の下方修正が少なくないなど、業績懸念への漠然とした不安から市場が強気になれないと指摘する。

 市場で不透明感が強まる中、先物の仕掛け的な売りに振らされる展開となったが、「実需の投資家は静観している。これまでの下げ過程でポジションを落としきっている投資家が多く、むしろ一段安の局面があれば買い場とみている顧客が増えている」(準大手証券トレーダー)との声もあった。 

 個別では、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)などの自動車株や三井不動産(8801.T: 株価, ニュース, レポート)などの不動産株が買われた一方、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などハイテク株は下落した。新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)も売られた。  続く...

 
 
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