米経済は減速しても成長続ける、景気対策の早期可決を=財務長官
[ワシントン 5日 ロイター] ポールソン米財務長官は5日、米経済は減速しても成長を続けるとの見方を示し、景気対策を議会が早急に可決することが一助となると指摘した。
長官は上院財政委員会での証言で「米経済は多様化しており底堅く、長期的なファンダメンタルズは健全だ。過去数年に比べて減速するが成長は続けると考えている」とし述べた。
長官はまた、資本市場が現在の圧迫を切り抜けるよう支援することが財務省にとって「第一の懸案」と指摘。最大の焦点は「損失を認め、資本を増強するよう金融機関に奨励する」ことで、これはバランスシートの縮小や貸し渋りよりも好ましいと述べた。
財務省は市場の規律やリスク管理の強化を求めているほか、米連邦準備理事会(FRB)や証券取引委員会(SEC)をはじめとする監督当局と長期的な規制措置について協議していると述べた。長官は「市場はリスクを再評価する困難な過渡期にあるが、大いに信頼している。過去にも同様の圧迫された状況から回復したように、再び回復する」と語った。
ホワイトハウスの2009会計年度の財政赤字見通しについては、イラクでの追加戦費が含まれていないと指摘。08年の成長率が議会予算局(CBO)の予想どおり1.7%に減速した場合、短期的にはホワイトハウスの見通しを150億―200億ドル上回る可能性があるとの見方を示した。
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