JTは08年3月期営業益見通しを上方修正、冷食回収費用は見込まず
[東京 7日 ロイター] JT(2914.T: 株価, ニュース, レポート)は7日、2008年3月期の連結営業利益見通しを従来の4050億円から4220億円(前年比27.1%増)に上方修正した。
ただ、冷凍食品の自主回収の費用や売上げへの影響は織り込んでいない。連結営業利益見通しは、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト14人の予測平均値4180億円を上回っている。
連結売上高は6兆3600億円を6兆4100億円(前年比34.4%増)に引き上げた。1月から加ト吉2873.Tを連結対象としたため、食品事業で555億円の上方修正となった。国内たばこ事業は販売計画を10億本下方修正したものの、海外たばこ事業は6億本上方修正した。
一方、経常利益は3700億円を3630億円(同16.3%増)、当期利益を2560億円を2460億円(同16.7%増)に下方修正した。ギャラハー社の買収に伴い営業外費用が増加したほか、連結子会社が保有する投資有価証券の評価損が発生した。
今回の2008年3月期見通しには冷凍食品の自主回収を織り込んでいないが、武田宗高副社長は「マックスで考え、仮に2月から3月の冷凍食品の売上げがゼロになると、売上高で80億円、営業利益で30億円の減になる。これに、回収費用などが加わる」と述べた。
さらに、冷凍食品事業からの撤退については「考えていない」とした。
(ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)
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