日本マクドナルド、既存店売上拡大で08年12月期は営業16.5%増益へ
[東京 7日 ロイター] 日本マクドナルドホールディングス(2702.Q: 株価, ニュース, レポート)は7日、2008年12月期の連結営業利益見通しを前年比16.5%増の195億円と発表した。引き続き客数向上を狙い、既存店売上高の拡大を見込むという。
なお、連結経常利益利益予想については12.1%増の175億円を見込んでいるとし、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト6人の予測平均値189億円を下回った。
同社は、今期の既存店売上高について4%─6%の伸びを見込んでいる。客数の向上を目指すなどこれまでの戦略を変更しないが、メニューについてはとりわけコーヒーの拡大に力を注ぐ意向だ。
コーヒーについて、会見した原田泳幸会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)は「過去のイメージだと(マクドナルドのコーヒーに対して)消費者はネガティブなイメージを持っていたが、これをポジティブなものに変えていく」とした上で「テレビCMなど積極的に拡大する」と述べた。
原料価格の上昇に関しては「グローバルレベルでの企業努力などで吸収できる。不測の事態が生じ議論すべき場面が出てくる可能性もあるが、(商品の)値上げについては考えていない」(原田社長)という。
他方、同社の店長が管理職扱いで残業代を支払わないのは違法として訴えた裁判で敗訴した件について、原田社長は訴訟についての言及は避けると前置きした上で「今後、財務インパクトを与えることはない」と述べた。
東京地裁はこの裁判で職務の権限、待遇から店長は管理監督者には当たらないとしたが、かなりの権限を与えている点などから店長は管理職であるとの見解を会社側は示している。
また、昨年11月に発覚した賞味期限切れ問題について原田社長は「昨年12月単月の売上高で3%の影響があったとみているが、現時点ではリカバリーしている」とコメントした。
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