米企業経営者、業況の悪化を予想=調査
[フォートローダーデール(米フロリダ州) 14日 ロイター] 米企業経営者団体ビジネス・カウンシルの調査によると、企業経営者の間では米経済の低迷を予想する声が多く、今後半年で業況が一段と悪化するとの声が目立った。調査は企業の最高経営責任者(CEO)83人を対象に行った。
81%のCEOが、今年の米経済成長率が0─2%で低迷すると予想。重機大手キャタピラー(CAT.N: 株価, 企業情報, レポート)のジム・オーウェンズ最高経営責任者(CEO)は「大幅な景気減速だろうが、厳密な意味での景気後退だろうが、企業の業績にとって大きな違いはない」と述べた。
今回の調査では、約3分の2のCEOが過去6カ月間で業況が悪化したと回答。現在の形で調査を始めた2005年以降、こうした回答が過半数を占めたのは初めてという。
53%のCEOは、今後6カ月間の業況悪化を予想。米経済が今年マイナス成長に陥るとの予想は全体の3.6%だった。
欧州の景気悪化を予想した回答者は全体の45%、アジアについては、全体の85%が今後6カ月で景気が拡大するとの見方を示した。
米景気減速の海外への影響については見方が分かれた。
特殊化学ローム・アンド・ハースROH.Nのグプタ最高経営責任者(CEO)は「新興国をはじめ、米国以外では引き続き景気が拡大しているが、米経済が本格的に減速すれば、世界全体に影響が及ぶ」と指摘。
同社は米国内で塗料用原料などを販売しているが、住宅市場の低迷で打撃を受けているという。同CEOは景気後退を予想していないが、必要ならコスト削減を進める用意があるとしている。 続く...












