独ハンブルク州議会選挙でCDUが勝利、大連立内の亀裂深まる可能性
[ベルリン 24日 ロイター] ドイツのハンブルク州で24日行われた州議会選挙では、メルケル首相が党首を務めるキリスト教民主同盟(CDU)が勝利を収めた。一方、社会民主党(SPD)は敗北を喫し、大連立を組む連邦政府の先行きは厳しさを増している。
暫定開票結果によると、再選を果たしたフォン・ボイスト首相が率いるCDUの得票率は43%で、4年前の47%は下回ったものの、世論調査での予想を上回った。フォン・ボイスト首相は2001年からハンブルク州の首相を務めている。
ただ同首相が州議会での絶対過半数の議席を失うのは確実で、緑の党もしくは34%を獲得したSPDとの連立を模索する見通し。
CDUは今年に入り地方選挙で3回連続で得票率を減らしていたが、SPDの後退は著しく、ハンブルク州の選挙結果を受けてベック党首にかかる圧力はさらに強まる可能性がある。
また、大連立の崩壊を予想する向きはほとんどないものの、こうしたSPDの問題を受け、09年の連邦選挙に向けて連立内の亀裂が深まる恐れがある。
ボン大学の政治学者、Gerd Langguth氏は「大連立は続くだろうが、(政党間の)関係は悪化するだろう」と指摘した。
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