Reuters logo
ドル/円は100円割れ目前、ユーロは最高値更新
2008年3月13日 / 06:29 / 10年後

ドル/円は100円割れ目前、ユーロは最高値更新

 3月13日、東京外為市場午前の取引で、ドル/円が12年4カ月ぶりの低水準まで下落した一方、ユーロ/ドルはユーロ導入以来の高値を更新。写真は12撮影(2008年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 13日 ロイター] 東京外為市場午前の取引で、ドル/円は100.02円と1995年11月以来の12年4カ月ぶりの低水準まで下落した。一方、ユーロ/ドルは一時1.5587ドルまで上昇し、ユーロ導入以来の高値を更新した。

 100円割れを目前にしたドルは、オプション関連の買い需要と投機筋の買戻しに支えられ値を戻したが、米欧の中銀による流動性措置の効果が疑問視される一方、ヘッジファンドの流動性不安など、ドル売り材料には事欠かないため、ドルの地合いは引き続き弱い。

 100円が真近に迫ったレベルでは、100円ちょうどのオプションに関連する防戦買いが活発に見られ、ドル安の流れがいったん阻止されているものの、「100円割れは時間の問題」(都銀)というのが市場のコンセンサスだ。

 きょうの東京時間には、一昨日の米欧中銀の流動性供給対策を好感して、ドルを買い持ちにした短期筋の投げ売りが続いたという。 投げ売りが一巡すると「短期筋による起死回生のドタバタ劇」(ヘッジファンド)で、ドルは神経質に上下変動を繰り返している。 

 <ドル売り材料には事欠かず> 

 この日も、信用不安からくる資金のドル資金の目詰まりに関連したニュースやうわさが流れ、ドル売り材料には事欠かなかった。

 米プライベートエクイティのカーライル・グループ傘下のカーライル・キャピタルは12日、債権者との協議が合意に至らなかったことを明らかにした。

 同社は過去7営業日の間、追加担保差し入れ要求額が4億ドルを上回ったことを明らかにしていたが、追加担保の要求に応じることができず、債権者が担保の差し押さえに動くという。

 13日付の英タイムズ紙は、いくつかのヘッジファンド(合計資産額40億ドル以上)が、12日夜の時点で、破たんの瀬戸際に追い込まれたか、あるいは、顧客の解約を停止した、と報じた。

 為替市場では米国のネバダ州とアラバマ州が財政破たんするといううわさが広範に流れていたが、現時点で、うわさの出所は明らかではない。 

 資産運用会社のドレイク・マネジメントは12日、同社の「グローバル・オポチュニティ・ファンド」(運用資産残高30億ドル)の投資家に対し、ファンドの閉鎖を検討していることを伝えた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below