カーライル・キャピタルがデフォルト、資産差し押さえへ
[アムステルダム 13日 ロイター] 米プライベートエクイティのカーライル・グループ[CYL.UL]は、声明を発表し、傘下のカーライル・キャピタルCARC.ASが約166億ドルについて債務不履行(デフォルト)となったと明らかにした。債権者との協議が合意に至らず、残りの資産が差し押さえられる見通しとなった、としている。
カーライルは、カーライル・キャピタルを支援するため「非常な努力を払った」としている。カーライルは、カーライル・キャピタルは法律上・業務上、カーライルとは別会社であり、カーライルのほかのファンドやポートフォリオに大きな影響はないと強調。カーライルの借り入れがクロスデフォルトになることはない、との認識を示した。
カーライル・グループはワシントンDCに本拠を置く世界最大級のプライベートエクイティで、運用資産は750億ドルを上回る。マーケティングのニールセン、ダンキン・ドーナツのフランチャイズ会社ダンキン・ブランズ、ゼネラル・モーターズ(GM)の旧子会社のアリソン・トランスミッションなどの企業を所有または出資している。
カーライル・キャピタルが12日夜ニューヨークで発表したところによると、債権者との交渉が難航。住宅ローン担保証券の価値低下を背景に、すでに発生している4億ドルに加え、9750万ドルの追加担保差し入れの必要がさらに生じる、との認識を明らかにしていた。
カーライル・キャピタルは、借り換えの見込みはないとしている。
ウォールストリート・ジャーナルは、カーライルのカウンターパーティーのうち、ドイツ銀行、メリルリンチ、ベアー・スターンズが資産を売却した、と報道。ある関係筋は、ロイターに対し、クレディ・スイスがカーライル・キャピタルの資産の売却を開始したと述べた。
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