米ミシガン州の2年金基金、ベアー買収計画の一時差し止め請求

2008年 03月 27日 06:51 JST
 

 [ニューヨーク 26日 ロイター] 米ミシガン州の2つの年金基金は、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)によるベアー・スターンズBSC.N買収計画を一時差し止める緊急措置を裁判所に求めた。25日に提出された書類で明らかになった。

 デトロイト市警察消防退職年金基金(Police and Fire Retirement System of the City of Detroit)とウェーン郡従業員退職年金基金(Wayne County Employees' Retirement System)は、デラウェア州衡平法裁判所に対し、JPモルガンによるベアーの新規発行株9500万株(発行済み株式数の39.5%に相当)の取得を一時差し止めるよう請求した。

 いずれもベアーの株主である両年金基金は、この株式取得計画について「(現在の株主の)投票権を骨抜きにすることが狙い」だとしている。

 ベアー買収案は同社株主の過半数による承認を必要とする。年金基金の弁護士は「(JPモルガンは)株主の承認が得られないことを予想し、必要な票を取得すべく不適切な計画を編み出した」と主張している。

 JPモルガンはコメントを控えている。ベアーの代表からはコメントが得られていない。

 
 

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