五輪=柔道北京最終選考会初日は波乱続き、野村や上野が破れる
[福岡 5日 ロイター] 北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本柔道体重別選手権の初日が5日、福岡国際センターで開催され、五輪3連覇中の野村忠宏が60キロ級準決勝で浅野大輔に敗れる波乱があった。同級は平岡拓晃が優勝し、代表(候補)争いは混とんとしてきた。
その他の階級では男子が66キロ級で内柴正人、73キロ級で金丸雄介、81キロ級で小野卓志、女子では70キロ級で岡明日香、78キロ級で穴井さやか、78キロ超級で塚田真希が優勝した。女子70キロ級で上野雅恵が準決勝で敗れるなど波乱続きの初日となった。
<動き鈍かった野村、勝負師として持ってはならない感情>
野村は試合後に「自分の心のどこかに代表になれる、普通にやれば勝てるだろうという気持ちの余裕を持ってしまった」とし、「勝負師として持ってはならない感情を持ってしまった」と語った。
ただ一回戦から野村の動きは鈍く、ゴールデンスコア方式の延長戦で効果を取って辛うじて勝ったが、次の準決勝では残り1分20秒、浅野に背負い投げから技ありを取られ、その後効果2つをとったものの及ばなかった。全日本男子の斉藤仁監督も「野村の動きは最悪だった。3つメダルを取った人間とは思えない」と振り返った。
「相手は神様」と述べ、五輪3連覇の野村は別格だという浅野には思わぬ金星となったが、決勝では平岡に敗れた。
<母の料理で減量を克服した平岡>
優勝した平岡は2007年に嘉納杯優勝とグルジア国際優勝、08年フランス国際優勝、そして今回の体重別選手権優勝と今、波に乗っている。それまでは減量に苦しむなど成績が安定しなかったが、母親が料理を作りに来てくれるようになってからスムーズに減量できるようになったという。 続く...












