クレジット問題は09年にかけ一段と悪化、米銀破たん増加へ=RBC

2008年 04月 8日 07:49 JST
 

 [7日 ロイター] RBCキャピタル・マーケッツは、米銀のクレジット問題が2008年に一段と悪化し、最悪期を迎えるのは09年になる公算が大きいとの見方を示した。

 RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ジェラルド・キャシディー氏は顧客向けリポートで「08年は景気後退圧力が高まり、経済成長は鈍化すると予想している」と指摘。銀行セクターを「アンダーウエート」とした。

 住宅市場のファンダメンタルズが引き続き悪化していることや、米大統領戦をめぐる不透明な状況、失業率の上昇などにより米銀セクターはクレジットコストが上昇すると予想。「今年は住宅ローンからホームエクイティ、クレジットカード、自動車ローン、商業不動産、建設、レバレッジドローンへクレジット問題が広がり、現在の水準から悪化すると強く確信している」と述べた。

 04─07年の銀行の破たんは低水準だったが、クレジット問題の悪化により向こう2─3年以内に大幅に増加する可能性が高いとし、1990─91年の景気後退期の状況に近づいているとの見方を示した。

 「150の銀行が向こう2─3年で破たんすると予想している。クレジット関連の損失により資本が減少しつつある銀行が最も破たんしやすい」と語った。

 
 
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