通信3社のアナリスト投資判断、KDDIが独り勝ち
水野 文也記者
[東京 8日 ロイター] 携帯電話市場の競争が一段と激化する中、NTTドコモ437.T>、KDDI9433、ソフトバンク9984の通信会社3社に下したアナリストの投資判断は、KDDIの独り勝ち状態となっている。
全体でみると3社に対する「売り」推奨は少なく、通信業界のセクター判断に関してはポジティブだ。
<携帯シェア、2社によるドコモの切り崩し進む>
電気通信事業者協会が7日発表した08年3月末の携帯電話契約件数で、NTTドコモがPHSを含めたシェアで50%を割り込み、KDDI、ソフトバンクの追い上げが鮮明になっている。
07年度の純増減数では、ソフトバンクが過去最高の267万6500件の増加となりKDDIの215万0800件を上回って年度の純増数で初のトップに立った。
一方、番号継続制(MNP)を利用した転入出数では、KDDIが59万7500件の転入超と、ソフトバンクの31万8200件を抑えて転入超で1位を確保している。半面NTTドコモは、純増数が76万6600件、MNP利用の転入出数が91万6400件の転出超となるなど、依然としてガリバーの地位を維持しながらも状況は厳しい。
08年3月の契約数によると、MNPを利用した転入出数は、KDDIが7万5700件の転入超、ソフトバンクは6万0800件と5カ月ぶりに首位交代、ドコモは同13万7000件の転出超だった。新規契約から解約を差し引いた3月の純増減数は、ソフトバンク9984が54万3900件の純増で、11カ月連続のトップを維持。2位はKDDIで50万0500件の純増。3位はドコモで17万3700件の純増となった。 続く...












