ベトナム株、急落で今が押し目買いの好機か
[香港 7日 ロイター] 世界貿易機関(WTO)には加盟済みで「ミニ中国」としての潜在的な経済成長力もあるとされるベトナムは現在、2ケタのインフレに見舞われ、株価も低迷しているが、一部ファンドマネジャーの間では今が投資の好機との見方が出ている。
国内総生産(GDP)700億ドルのベトナムは、世界的な景気低迷の中でも今年最大7.5%成長が見込まれており、過去2年間ベトナム株の買いを推奨してきたファンドマネジャーらによると、株価は現在割安という。
政府予測では、同国への海外直接投資はWTOに加盟した昨年比25%増の100億ドルになる見通し。
ベトナム株式市場の過去2年の相場について、ギャンブルの様相を呈していたとの指摘もあるが、投資家は長い目で見る必要があるという。
BIDVベトナム・パートナーズ・インベストメント・マネジメントの投資責任者ブラッドレー・ラロンド氏は「ベトナムにはカジノは必要ない。ハノイとホーチミン市に2つの株式市場があるからだとよく冗談を言ったものだが、ある意味ではそうなった」と述べた。
しかし、同氏によると、国内企業は借り入れが多くなく、依然、資本を必要としており、経済成長が急速なため、韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)、米インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)、台湾の仁宝電脳工業(コンパル)(2324.TW: 株価, 企業情報, レポート)などの海外メーカーが進出している。
株式上場を予定しているところも含め、一部の企業は海外投資家を対象に私募増資を模索している。
ラロンド氏は「ベトナムにはインフレの問題がある。しかし、割安な株を買うには素晴らしい市場だ」と指摘している。同氏によると、ベトナムの多くの企業の株価収益率は10倍程度で、タイやフィリピン市場に比べ割安という。 続く...












