サブプライムを直接組み込んだ金融商品以外にも影響が拡大=金融庁長官

2008年 04月 14日 19:09 JST
 

 [東京 14日 ロイター] 金融庁の佐藤隆文長官は14日の定例会見で、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)の問題はサブプライム関連商品を直接組み込んだ金融商品以外にも影響が広がっているとの認識を示したうえで「より視野を広く見ていく必要がある」と語った。

 みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)は2008年3月期決算で3度目の下方修正を発表した。佐藤長官は「株式・証券化商品の価格下落の一部が減損処理の対象になったり、トレーディング勘定で保有しているものが損失計上された」と指摘した。

 金融庁の調べでは、国内預金取り扱い金融機関全体のサブプライム関連商品を組み込んだ金融商品の保有額は昨年12月末で1.5兆円、関連損失は6000億円にとどまる。ただ、サブプライムの国内金融機関に及ぼす影響は「サブプライムと直接かかわりのない金融商品に波及している」と述べた。

 (ロイター日本語ニュース 村井 令二記者)  

 
 

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