2月第3次産業活動指数、前月比‐0.5%の見通し

2008年 04月 18日 13:11 JST
 

 [東京 18日 ロイター] ロイターが民間調査機関の予測をまとめたところ、経済産業省が21日午前8時50分に発表する2月の第3次産業活動指数(季節調整済み)の変化率の予測中央値は、前月比マイナス0.5%と、2カ月ぶりの低下が見込まれている。卸売・小売業などの不振が影響したという。2月全産業活動指数の中央予測値も前月比マイナス0.6%と、やはり2カ月ぶりの低下となりそうだ。

 エコノミストからは「小売・卸売とも販売統計が振るわなかった」(バークレイズ・キャピタル証券)、「1月に大幅増となった自動車整備業の反動減により対個人サービス業が大幅に低下したほか、分譲マンションの不振を主因に不動産業が全体を押し下げた」(みずほ総研)、「週末・休日の降雪など悪天候に見舞われ、集客に影響が出たことからサービス業(遊園地等娯楽業)や飲食店・宿泊業が低下したとみられる」(農林中金総研)などの指摘があった。

 既に発表されている2月の商業販売額指数は前月比0.3%低下(速報)した。 

 2月全産業活動指数も、最大項目の第3次産業指数が低下すると予想されることなどから、前期比低下になりそうだ。

 2月鉱工業生産指数は、基準年改定後に前月比プラス1.6%となり、全産業指数押し上げに寄与するとみられる。

 また12月、1月と2カ月連続で低下した建設業活動指数の動きも注目される。新建築基準法施行後の混乱も収まりつつあり、年率換算での住宅着工戸数は1月、2月ともに110万戸台を上回っている。

 なお、今回発表時に季節調整指数改定を含む年間補整が行われ、07年1月以後の数値は見直される。

 (ロイター日本語ニュース 児玉 成夫)

 
 

ロイターオンライン調査

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