パリ市議会、ダライ・ラマを「名誉市民」に選出

2008年 04月 22日 13:30 JST
 

 [パリ 21日 ロイター] 北京五輪開催を前に、フランスと中国の関係悪化が懸念される中、パリ市議会は21日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に対し「名誉市民」の称号を贈る議案を可決した。

 今回の決定は、社会党のドラノエ市長らの支持によるものだが、サルコジ大統領率いる国民運動連合(UMP)の支持は得られていない。

 今月初めに行われたパリでの北京五輪聖火リレーでは、親チベット派による激しい妨害行為が繰り返された。それを機にフランスと中国は関係が悪化しており、中国国内ではフランス製品のボイコットを呼び掛ける動きも出ている。

 ドラノエ市長は21日、報道陣に対し「ダライ・ラマは対話と平和の人物だ」とコメント。その上で「彼を支持するための普遍的な価値からしても、(名誉市民の称号を贈ることは)パリ市の責務だ」と今回の決定について語った。

 
 
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