米ヤフーの買収、価格面で合意できなければ断念も=マイクロソフト

2008年 04月 24日 12:24 JST
 

 [SAN DONATO MILANESE(イタリア) 23日 ロイター] 米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)のスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は23日、ヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)に提示している436億ドルでの買収案について、価格面で合意できなければ、撤回する用意があると述べた。

 同CEOは、ヤフーの決算が予想を上回ったことによってマイクロソフトのヤフーの価値に対する見方は変わっていないとし、「われわれは、ヤフーとの合併なしに先に進む用意がある」と語った。

 さらに「われわれは、速やかに前進するため(そして、グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)に対する存在感を強めるため)の最善策は、ヤフーとの合併だと考えており、これが成立することを望むが、そうでなければ、われわれは先に進む」と言明。「時は金なりだ。われわれはこのことを先日送った書簡で明確にしている」と加えた。

 バルマーCEOは、この書簡で、ヤフーの取締役会がマイクロソフトの提案を受け入れる期限を26日に設定している。また、提案を受け入れなければ、提示価格を引き下げる可能性もあると警告している。

 ただ、アナリストは、マイクロソフトがヤフー買収を断念する可能性は低いとみている。

 サスケハナ・フィナンシャル・グループのアナリスト、マリアンヌ・ウォーク氏は、23日付のリポートの中で「マイクロソフトが断念する可能性は低い。同社は戦略上、オンライン広告の分野でより強固な存在感を確立することが急務となっているからだ」と指摘した。

 マイクロソフトのヤフーに対する買収提示額は、マイクロソフト株の下落により、1株当たり31.00ドルから30.36ドルに低下している。当初の価値を取り戻すには、同社株が、ヤフーへの提案を行う前日にあたる1月29日の終値である32.60ドルの水準に回復する必要がある。

 バルマーCEOはまた、グーグルに買収案を提示する可能性があるかとの質問に対して、グーグルが関心を示すとは思わないと答え、そのような提案は、規制上の問題を提起するだろうとの見解を示した。

 
 
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