ユーロは過大評価、為替のボラティリティー沈静化へ米国に行動求める=仏首相
[ワシントン 2日 ロイター] 訪米中のフィヨン仏首相は2日、ポールソン財務長官ら米政府高官に対し、「明らかに過大評価されている」ユーロ相場と為替レートのボラティリティの沈静化に向けて行動するよう求める考えを明らかにした。
2日午後のバーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長、ポールソン長官との会談を前に記者会見したフィヨン首相は、為替相場の「あまりに過剰な」変動に関連するリスクについて協議すると述べた。
「ユーロは世界的に過大評価されていると考える。われわれはこの点について表明してきた。国際通貨基金(IMF)も同様の見解を示している。すべての通貨の調整による負担をユーロ圏が背負うことはできない」と語った。
「米経済には強いドルがふさわしくドルは弱過ぎる、との立場を米当局は繰り返し表明している」と指摘。「われわれは協調して、これを確実に現実化する方法を見出さなければならない」と述べた。
同首相は、最近の対ドルでのユーロ急伸に対する懸念をポールソン長官とバーナンキ議長にあらためて伝える意向を示した。また、食品・エネルギー価格の上昇が欧州経済の成長を阻害することを明確にするとした。
「ドルや他の通貨に対するユーロの大幅な上昇は欧州の懸念だ。為替相場のボラティリティは、欧州・米国・世界経済にとっての脅威であるというメッセージを、午後(の会合で)あらためて伝える」と話した。
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