インフレ抑制が引き続き優先課題=中国人民銀行総裁
[上海 10日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は10日、中国の通貨当局は様々な政策目標に対応しているが、インフレ抑制が依然として優先課題との認識を示した。
米国など他の国は景気後退(リセッション)回避により焦点を当てているが、中国の金融政策は経済成長や雇用よりもインフレ対策を目標にする必要があると指摘した。
上海の金融センターである陸家嘴での会合で「万能薬は存在しない。我々は最終決断を下す必要がある」と述べた。
関係筋が8日明らかにしたところによると、4月の中国の消費者物価指数(CPI)は前年比8.5%上昇と、3月の8.3%上昇から若干加速したもよう。4月のCPI公式統計は12日に発表される予定。
また同総裁は、それ以外で中国の金融政策が対応すべき問題として、金融機関の動向のほか世界的な資金移動の不均衡などを挙げた。
さらに国内経済が貿易に過度に依存している問題については、貯蓄率の低下が基本的に必要との考えを示した。
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