日本マクドナルド、08年12月期当期利益予想を115億円に上方修正
[東京 13日 ロイター] 日本マクドナルドホールディングス(2702.Q: 株価, ニュース, レポート)は13日、2008年12月期業績予想について、連結当期利益予想を従来の100億円から115億円に上方修正すると発表した。日本トイザらス(7645.Q: 株価, ニュース, レポート)を提訴していたが、それが解決し、和解金14億円を特別利益に計上するため。
一方、連結営業利益は、前年比16.5%増の195億円とする従来予想を据え置き、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト7人の予測平均値も195億円と同水準のままとなった。
日本マクドナルドは13日、日本トイザらスを1株729円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した米トイザらスに対して、保有株式の売却に応募することを決め、投資有価証券の売却益約25億円を計上する。
同時に発表した2008年第1四半期(1─3月)連結決算は、営業利益が33億8000万円(前年比32.5%減)と減益を余儀なくされた。
既存店売上高が前年同期比4.4%増、同客数が6.2%増と好調だったものの、厳しいマーケット環境をにらんでプロモーション活動を前倒しで行い、この投資費用が増加したほか、計画通りIT投資を行ったことによる経費増を減益要因として挙げている。労働需給ひっ迫による時給上昇については生産性の向上により、原材料価格高騰については企業努力により吸収したという。
ただ、第2四半期以降も「小麦価格の上昇など原料価格はさらに上がる。当初、見込んだ以上に原材料費や光熱費が上昇した」(同社の大岡吉一郎CFO)という。そのため、同社は5月30日に一部値上げを実施する。
第1四半期の減益要因になったプロモーション活動費用について、大岡CFOは「年間では期初の計画通り進めて、上積みは考えない」とした上で「第2四半期以降で投資のリターンを見込んでおり、当初の年間利益予想は十分達成できる」と述べた。
(ロイター日本語ニュース 水野 文也)
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